これは個人の見解に過ぎない。
東京で歩く人は次第に足を早め、
いそいそと歩いては、携帯や、他者との会話を勤しんでる。
何もそれが悪い事だと言ってる訳ではない。
だが少し勿体ないとさえ感じる。
普段当たり前の様に歩いてる道、
小さな花壇一つとっても、手入れされてるか否かが酷く分かれている。
凄く綺麗に取り繕ってある景色さえ、
何かが足りないのだ。
東京では鳥があまり居ないのだ。
特に東京駅周辺は...
居るところには居るのだが、
ビル街の所には全くもってと言っていい程居ないのだ。
木の根元に羽が落ちていて、
鳥の巣でもあるのか?と思って目線をずらすと鳥の死体が...
綺麗に咲いた花でさえ、人は見向きもしないで歩いて行く。
そして、中身のあるのか無いのか分からない様な話をしながら歩き去っていく...
バベルの塔にでもしたいのか分からないが、
高いビル。
少々模様の凝った建物も有りはするが、
あまりにもシンプルな状態。
これでは何のビルなのかすら分からない。
なぜか、
仮面を被って立ってるように見えた。