視覚からの情報に頼りすぎている。
ならば、視覚を覆えば、無くせば良いのか?
とても不便かつ、
とても窮屈な世界でただ独り置き去りにされる。
見えない恐怖。
見なくていいものを、もしくは、
見たくも無いものを見なくて済む。
だがしかし、
逆を言えば代わりの器官が発達する。
嗅覚、聴覚、触覚、感覚も鋭くなるだろう。
なのに、この身体が自分のものでない気がする事があると思う。
今の私にはそれはわからない。
目を覆い、光を遮断し、音と感覚、嗅覚を頼りに真似てみる。
それぐらいしか出来ない。
それでも、触ってるものは分かるが
得られる情報は限られてて、
それのイメージが頭の中で浮かばない事だ。
色の音がわかる訳でもないから
それが何か分かっても色がわからない。
色が分かっても分からないものが多い。
色があるのに色がないみたいに...