空想思考

メモ書き。考察、見解。その他

舟を編む より

活字の海と称して語ること

 

大渡海 活字を海の比喩として意味すれば

人は何に乗る?

舟を編む”では辞書を舟と称していだか、

私は読み手の思想こそが舟ではないだろうかと思う。(もしかしたら違うかもしれない。)

 

文字の羅列が言葉になり、

小説、物語になり、語られるものになるなら、

言葉は伝えられる事で(活字の)海になり、

人はその海をどう渡るかが

受け手側の思想。

 

だとすれば、

人は何でその海を渡るのか?

 

やはりここに疑問が行ってしまう。

 

活字の海を渡るには舟がいる。

物語は思想であり、世界だ。

自分ではない他者の世界。思想だ。

 

紙媒体のその形を現す……?

違うな。

本を何と称すれば、

この思考のピースは嵌るんだ?

 

本を舟と称してしまうと、

船の中に大海があって、

舟の意味を(?役割を?)失ってしまう。

 

本は本で世界を構築する物質として、

位置付けるとしたら?

 

誰かの思想、空想、

仮想の世界を具現化した文字の羅列が、

活字(の海に)なり、

(誰かの、)世界に……?

思想のそらへと変わる……?

 

ん?頭がこんがらがって来た。

困った。

またそのうち思いつくだろう。

その時また書き連ねよう。