つい口ずさんだ言葉は、
私のもう1つの人格と考えてみるのはどうだろうか?
意識している私と、その水面下で鏡のようにある私。
意識しているようで、出来てない時に
そのもうひとつが出てくる。
人格を共有しているが、意識してる側からは一方通行。
つい出てしまった心の声は、
守護人格のひとつじゃないだろうか?
DIDや、多重人格では主人格を守る為に
強く出てきた人格。
ならば、元々あった人格のひとつでは無いのだろうか?
その人の本質に近い部分。
人格の形成前、後に得た情報からそれが生まれるのだとしたら?
DID、多重人格等意識を分けて認識が出来る様になった人は、
私達が普通だと、平均だと思っている
もっと先に居るのではないだろうか?
もし、環境が違えば自分がそうなっていたかもしれない。
多大な情報から理想、想像して創造された…
伊藤計劃さんのハーモニー
その中の、ミァハの出身の村、
意識を必要としてない人達。
自明により選択される世界。
それの名残りが、自分達の中にあって、
今じゃないから表に出てこないのであって、
必要となれば私達の体はそれに切り替わるのではないだろうか?
脳が表面上機能してる部分と、
水面下で機能してる部分と、
使われてない機能は、予備なのか、
それともバックグラウンドで作業されているのか。
無意識のその先へ…