物語が読み手の中に構成され、
世界が構築され、
可能性と見解で世界が作られた。
その世界は証明しようにも難しいものがある。
何故なら、その世界はその人の見解の先の理解で構築されてるから。
読み手が変われば世界が幾多にも変化し続ける。
証明するには人の脳内をイメージ映像として外に出す必要がある。
それでも読み手本人と、他者との隔たりは必ずしも正しく一致するとは限らない。
あれだ。合わせ鏡。
鏡の中に鏡が続く世界。それに近い。
作者と読み手
鏡 l (?) l 鏡
最初の鏡は変わらないが、
その中は向きや形を変えれば幾多にも変わり続ける。