空想思考

メモ書き。考察、見解。その他

DEATH 「死」とはなにか 著シェリー・ケーガン

著イェール大学教授 シェリー・ケーガン

訳 柴田裕之

 

読んでるともどかしくなってきて、

見解は分かる。

だけど納得のいくピースがない。

 

どう見れば分かるんだろうかと、

どう読めばそれの意味が近くなるんだろうかと。

理解し難いうえに、

別の知識と併合すると矛盾に苦しむ。

やっぱり自分の考えと真逆に近い何かは受け入れにくいのだろうか?

 

理解したい。

それを吸収して自分のものにしたい。

その知識を私の財産にしたい。

 

なのに見解の相違が邪魔をする。

難しいな

ああ。

耳には瞼がないんだ……
だから、両手を塞がれてしまっては
耳を遮蔽することが出来ない、、、

目を遮蔽する様に、自我から締め出すことも出来ない。
そうなると、人の忠告さえも……?

 

自我から締め出せないのに、

忠告を聞いてもスルーするのは別問題か。

 

耳には瞼がない。

音は聞こえる?→一応聞く

→行動するかは別 

これは聞いてるのか?

 

伊藤計劃さんの

虐殺器官の一説が頭から離れない……。

 

-“地獄はここにあるんですよ。”

というアレックスの声-

 

「地獄はここにあります。

頭のなか、脳みそのなかに。

大脳皮質の襞のパターンに。

目の前の風景は地獄なんかじゃない。

目を閉じればそれだけで消えるし、

ぼくらは普通の生活に戻る。

だけど、地獄からは逃れられない。

だって、

それはこの頭のなかにあるんですから」 

アレックス 虐殺器官

 

地獄を創り出すのも、消すのも自分だ

たとえそれを明日忘れていても、

私は私だ。

 

構成するのは私で、

その何かを埋めるためのパーツは

他者から貰い、自分が創り、自分で壊すのだ

 

 

アンドロイドは電気羊の夢を見るか

その逆は有り得るのか?

人間は電気羊の夢を見るのかという事。

 

自身、夢を見る事は多いが、

機械……いや、アンドロイドの夢は見た覚えがないなと思って。

 

どうなんだろうか?

人は、アンドロイドや、電気羊の夢を見るのだろうか?

時空間の物質の耐久性について

時間が進む事に物質は劣化していくものが多い。

使用、加工すれば劣化進行は様々だが、

いつか朽ちる。

 

元素だけ集めて置いておいても、

酸化や風化はする。

 

もし、タイムマシンで物質を過去に戻せたとして、

 

                                       A━━━━━☞A`(過去)

                                                                         ?

(未来)A ☜━━━━━A                               

劣化

 

Aに戻るのではなく、A`に戻ると考えて

PW(パラレルワールド)に行くと考えれば

その物質がそのままの状態(時間が経過した状態)で過去に行けると考える。

もし、

    A━━━━━☞A(過去)

になったとしたら、過ぎた時間が戻るのでは?

いや。そのままかもしれない。

だが、

その時代、その場所、同一個体が二つ存在したらどちらかが消えるか、

どちらも消える可能性が出てくる。

 

時間が経過していても同一の個体のため

可能性は無きにしも非ず。

                                                     

 

まぁ、考察は置いておいて、

時空間の耐久性について考えれば、

何か特別な事をしていない限り退化もしくは劣化……?か

何か本質的に違う気がする。

 

なんだ……?

    

タイムマシンのつくり方 著広瀬 正 読みながら

タイムマシン

過去に戻る。

タイムマシンから降りた時点で自分の体の時間とその場の時間の違いによって人は

戻る……。

どうなるんだ?

いや、タイムマシンの中にいれば助かるかもしれない。

外に出れば体が朽ちる可能性があるのでは?

笑えてくる

魂の吝嗇よ!(ニーチェ ツァルストラより)

 

吝嗇:りんしょく(物惜しみすること。けち)

魂のケチっぷりには笑いが込み上げてくる。

ヒルなだけあるが、

言い回しが何とも(笑)

滑稽というか、魂のケチっぷりと言うと、

本人の性格までもがケチというイメージが湧いてしまう。

 

イメージと本質は違う。

魂の吝嗇:(コレは私の勝手な解釈

見解、仮定、想像。)

 

魂という名の概念にとって。

遺伝子の残存。記憶。呪いみたいなもの。

そんなもの全部引っ括めて、固めて、壊して

そして。要らないものだけ、

見たくないものだけ捨てて、

見たいものだけを見続けて。

見て見ぬふりをして、最後のツケが回る。

 

浅はかな人間の全てと言うべきか、

人間のしてきた事、している事、

そうありたいと願い、そうあろうとする事。

塗り固めて、壊して、

大事に大事にしてきたものが、

実はただの何でもないものだったり、

本当の価値がどんどん汚い何かで塗りつぶされて、気づいた時には手遅れ。

どこまでもどん底。どこまでも果てしなく落ち続ける何かに……

 

辞書での言葉を引用すれば物惜しみし続けて、

いつの間にかその価値に気付けず、

気づいた時には何も無いのだ。

それは本物であるはずたった。

あるいは本物だったもの。

だから簡単に消えて、消えない何か。

 

 

 

 

 

メモ:メガネのポスター

 

動物に人間らしい姿を描くのが気持ち悪……

いや、人間も動物。動物であるし、人間でもある。

動物に人間の真似というより、

人の真似をさせるのか、

人間の様な雰囲気を持たせるポスターがちょっと気になっただけだ。

 

人が鳥や獣、知識あるなにかになりたいのか、

動物が人に近くなるのを求めてるのか、