木の人形のピノキオ。
ではあるが、ピノキオの話じゃない。
脳の電気信号を分析して、
知らない知識をインプットする。という記事を見つけた。
人の脳の電気信号を分析すれば、
攻殻機動隊の電脳化の世界も近いうちに実現するかもしれない。
そこでふと思ったのだが、
脳の電気信号を分析したものを
脳死とはんだされた人にインストールしたらどうなるのかという事だ。
ハーモニー(著:伊藤計劃)
の作品の様に、自我のない世界...
自明によって行動する世界となる。のか?
それとも、そのまま脳死のままなのか。
脳死については、
クラヴィスの母の死の話のところを引用すれば、
どこまでが死んでいて、
どこまでが死んでいなくて、
どこが意識なのかという事だ。
もし仮に、脳死でも、
代わりの電気信号を外からインプットできれば、
まさしくピノキオ...いや、
マリオネットと言うべきか...
人を操ることが出来る。かもしれない。
そして、死者も...屍者として...
これは無理か。
たとえ、電気信号が通ったとしても...?
フランケンシュタイン...?
フランケンシュタインは生者の脳で屍者として蘇る?
そんな実験があったとか無かったとか?
屍者の帝国の終盤、
生者に擬似霊素を書き込む。
というところだ。
もし、脳死した、脳に電気信号をインプットして屍者の帝国の様に
擬似霊素(電気信号)を書き込む事が出来たなら、
人は、生きながらにして兵器を量産し、
捨て駒...玩具のように出来るのかもしれない。
だが、肉体は滅びる。
そこだけは変わらない。
攻殻機動隊の話のように身体を機械として
作り替えたなら、別の話だが...
今日はここまでとしよう。