空想思考

メモ書き。考察、見解。その他

1984年 ジョージ・オーウェル

映画を見ながら読んだ時のイメージと

映画でのイメージの違いがすごく面白い。

 

ビックブラザーのイメージ、

映像、役者さん達の表情。

テレスクリーンの表現の仕方、

お互いがお互いを不審がり、監視し合ってる。

情報操作、恐怖政治にも似た雰囲気。

怖いなぁ…。でも、これから先有り得るんだろうな。

何度も繰り返して。

 

戦争が平和で、

無知が力になる。自由が奴隷だなんて…

知らずに人に操作されて生きるのが、

一種の幸せだろうが、別の世界を知ったら戻れなくなるだろうな。

きっと。

 

時代が戻ることは有り得なくない。

 

無い時代に新しく出来たもの。

そして過ぎ去って忘れられ、また戻ってくる。

新しく作られることはそう、多くは無いだろうとは思う。

 

旧時代の遺物。

 

呪いにも近い何か。そう思ってしまう。