空想思考

メモ書き。考察、見解。その他

人が生きるのには理由はなくて、

死ぬのには理由がある不思議。

 

生まれる時点で、“生かされてる”という状態になる。

そこから“生きる”に変化し、

テロメアが再生出来ずに削られていく。

故に、“死へと向かい、死ぬ。”

 

 

生かされ、死ぬ事を拒絶され、

“死”が否定される。

死こそ悪だと。

そう、思わせてる。

 

逆に言えば、    

いつか死ぬ事を忘れて、

生かされ続ける生き地獄こそ、悪ではないのか?

 

善悪のネタは...

立場により変わる。

 

どれが正しいのかどうかは人それぞれになるから、

結果的にこの疑問は、

イタチごっこにより疑問すら価値が無くなる。

 

死ぬ事=終わり(?)

生きる事=?

 

伊藤計劃さんの虐殺器官より、作中、

“地獄は人の頭の中に”

って、あったな。

 

だとしたら、

死も、地獄も、人の脳内が作り出した幻想か?

肉体は亡びる。

この前提を無視してはいけないし、

今の技術では無視出来ない。

 

 

 

永遠に...

生き続ける方法の一つとして、

この方法はまず出来ないだろうなと思う。

まぁ、禁止されてるからなんだけど...

 

人間のクローン。

死ぬ前にその人のデータを取って、クローンを作る。

その人の知識をインプット。

 

仮にそんな事ができれば、

子供の時から知識を蓄えつつ

研究者なら、一生研究し続けられる。

 

時間がかかるうえに、

リスクも高い。そして、

クローンを作り続けるとオリジナル(最初の自分)のデータが薄れていく。

DNA的に?と言えば良いのか...

 

まぁ、デメリット多いし没で、、、

 

もう一つは、

知識等を電子媒体へ移しデータ化する。

AIの様な存在になるのか、

はたまた、PSYCHO-PASSの様に脳の集合体になるのかは別問題。

 

電気さえあれば一応生き続ける?

事は出来るうえに、データを残しておければ

消されない限り存在の消滅にはならない。

 

どちらにしろ、デメリットが多いうえに、

需要ないと思われる。

 

「今の自分(肉体、精神が)」

という前提を否定してるのでアウト。だろうなと

 

死を止めれるとして

いつから?

どこまで?

 

どこまで成長出来て、

どこから成長が止まるのか。

 

ある一定まで成長できなければ、

思考がめぐる事もその目で、足で、手で

五感でそのすべてで感じることも、

聞くことも、声を発することさえも…

出来ないのではないのだろうか?

 

ある一定の成長を止めるのも、

その先まで成長するのも出来ずに死ぬのか、

それとも、成長を早め死ぬのか。

 

どちらにしろ、

テロメアを最後まで修復できないことには、

人間はイソギンチャクの様に死なない...?

寿命になると分裂を繰り返すような

存在にはなれないし、

いつか死ぬことで廻る存在に設定されているとしたら?

今いるこの世界が偽りで、

本当の世界が別に…

 

なんて、証明のしようがない。

証明したいと願えば、そのために必要なものは、時間だ。

 

時間も知識も足りない。

人はいつでも足りないものだらけだな…

あ...

書くとこ間違えた...

それは置いといて、

 

 がん細胞は、周辺の細胞を破壊する。

普通の細胞は、隣の細胞が消えれば分裂を始める。

というのだったはず。

細胞分裂の状態を見る限り、

人の世...というか、社会によく似ている気がする。

 

一人失えば代わりが見つかる。

 

そして、

がん細胞は外敵、もしくは内敵要因。

人間とは不思議な生き物だな。

細胞が

日本人形の髪が伸びるという話の裏は、

切った髪の細胞がまだ生きてるから。

という話を前に読んだ覚えがある。

 

トカゲの尻尾も似たようなものだろう。

 

だとしたら、脳が死に、心臓が止まり、

細胞の末端までが死ぬ(細胞の分裂停止)事により、本当の死かもしれない。