空想思考

メモ書き。考察、見解。その他

死を止めれるとして

いつから?

どこまで?

 

どこまで成長出来て、

どこから成長が止まるのか。

 

ある一定まで成長できなければ、

思考がめぐる事もその目で、足で、手で

五感でそのすべてで感じることも、

聞くことも、声を発することさえも…

出来ないのではないのだろうか?

 

ある一定の成長を止めるのも、

その先まで成長するのも出来ずに死ぬのか、

それとも、成長を早め死ぬのか。

 

どちらにしろ、

テロメアを最後まで修復できないことには、

人間はイソギンチャクの様に死なない...?

寿命になると分裂を繰り返すような

存在にはなれないし、

いつか死ぬことで廻る存在に設定されているとしたら?

今いるこの世界が偽りで、

本当の世界が別に…

 

なんて、証明のしようがない。

証明したいと願えば、そのために必要なものは、時間だ。

 

時間も知識も足りない。

人はいつでも足りないものだらけだな…

あ...

書くとこ間違えた...

それは置いといて、

 

 がん細胞は、周辺の細胞を破壊する。

普通の細胞は、隣の細胞が消えれば分裂を始める。

というのだったはず。

細胞分裂の状態を見る限り、

人の世...というか、社会によく似ている気がする。

 

一人失えば代わりが見つかる。

 

そして、

がん細胞は外敵、もしくは内敵要因。

人間とは不思議な生き物だな。

細胞が

日本人形の髪が伸びるという話の裏は、

切った髪の細胞がまだ生きてるから。

という話を前に読んだ覚えがある。

 

トカゲの尻尾も似たようなものだろう。

 

だとしたら、脳が死に、心臓が止まり、

細胞の末端までが死ぬ(細胞の分裂停止)事により、本当の死かもしれない。

ピノキオ

木の人形のピノキオ。

ではあるが、ピノキオの話じゃない。

 

脳の電気信号を分析して、

知らない知識をインプットする。という記事を見つけた。

 

人の脳の電気信号を分析すれば、

攻殻機動隊の電脳化の世界も近いうちに実現するかもしれない。

 

そこでふと思ったのだが、

脳の電気信号を分析したものを

脳死とはんだされた人にインストールしたらどうなるのかという事だ。

 

ハーモニー(著:伊藤計劃)

の作品の様に、自我のない世界...

 自明によって行動する世界となる。のか?

 

それとも、そのまま脳死のままなのか。

 

脳死については、

同じく伊藤計劃虐殺器官

ラヴィスの母の死の話のところを引用すれば、

どこまでが死んでいて、

どこまでが死んでいなくて、

どこが意識なのかという事だ。

 

もし仮に、脳死でも、

代わりの電気信号を外からインプットできれば、

まさしくピノキオ...いや、

マリオネットと言うべきか...

人を操ることが出来る。かもしれない。

 

そして、死者も...屍者として...

これは無理か。

たとえ、電気信号が通ったとしても...?

フランケンシュタイン...?

 

フランケンシュタインは生者の脳で屍者として蘇る?

そんな実験があったとか無かったとか?

 

伊藤計劃さんと、円城塔さんの作品

屍者の帝国の終盤、

生者に擬似霊素を書き込む。

というところだ。

 

もし、脳死した、脳に電気信号をインプットして屍者の帝国の様に

擬似霊素(電気信号)を書き込む事が出来たなら、

人は、生きながらにして兵器を量産し、

捨て駒...玩具のように出来るのかもしれない。

 

 

だが、肉体は滅びる。

そこだけは変わらない。

攻殻機動隊の話のように身体を機械として

作り替えたなら、別の話だが...

 

今日はここまでとしよう。